前歯が痛くなる3つの病気と発症原因について

前歯が痛い原因1:虫歯

前歯が痛い原因としてまず挙げられるのが虫歯です。初期は自覚症状がほとんどありませんが、進行すると冷たいものを噛んだ時や、甘い物を噛んだ時に痛みを感じやすくなります。さらに進行すると、食べ物を噛んでいない時でも痛みを感じるようになり、神経まで到達すると強烈な痛みを感じるでしょう。
虫歯の主な原因は毎日のブラッシングが不十分で磨き残しがあることです。また、間食が多いと飲食物の酸や糖質が口の中に溜まり、それを餌に虫歯菌が繁殖するので発症リスクを高めてしまいます。

前歯が痛い原因2:知覚過敏

虫歯や歯茎の炎症が見られない状態で、冷たい飲み物を飲んだ時や、歯ブラシの毛先が触れた時などに前歯が痛む場合、知覚過敏が考えられます。歯を保護するエナメル質が欠損し、神経とつながる象牙質や歯の根元が露出することで痛みを感じるという仕組みです。常に痛みがあるわけではではなく、一過性の痛みが知覚過敏の特徴です。
原因は様々ですが、歯ぎしりや食いしばりでエナメル質が剥がれたり、虫菌から発せられる酸、飲食物の酸でエナメル質が溶けたりすることで知覚過敏になる可能性があります。

前歯が痛い原因3:歯周炎

歯周炎とは、歯肉や歯を支える歯槽骨、歯根膜など歯の周辺組織に発生する炎症の総称です。歯茎が腫れて痛む状態を歯肉炎と呼び、それが進行すると歯槽骨や歯根膜にも炎症が起きて歯周炎が発生し、痛みを感じるようになります。歯周炎は痛みや腫れの症状が表れない静止期と、痛みや腫れが起き、周辺組織が破壊される活動期を繰り返すので、痛みがないからと言って放置するのは危険です。
主な原因は磨き残しであり、歯に付着した歯垢の中にいる歯周病菌が毒素により周辺組織にダメージを受け、炎症や出血、痛みが発生します。タバコを吸う人や間食が多い人は口腔ケアにも注意が必要です。他にも口が乾燥しやすい人や口呼吸の人は乾燥から歯垢が溜まりやすく、炎症も起きやすいとされています。歯並びが悪い人は、一部の組織に負担がかかって歯周病を招くこともあるでしょう。

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早めに歯医者に受診しよう

前歯が痛くなる原因には、上記3つの症状以外に歯髄炎や根尖性歯周炎などがあります。痛みを放置すれば日常生活に支障が出るまでに悪化する恐れがあります。早期発見と治療が何より大切なので、前歯が痛いと感じた時点で歯医者を受診しましょう。
治療後は定期健診を受診することも心掛けてください。口腔環境が悪くなれば、虫歯や歯周病などの再発リスクは高まります。継続的に健診でケアすることが再発防止では重要と言えます。

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