子どもの「こんなクセ」は要注意!歯並びが悪くなる習慣とは

子どもの何気ないクセが歯並びやあごの発育をさまたげます

小さなお子様をお持ちのご両親にとって、子どもの歯の健康や健やかな成長は誰しもが願うところではないでしょうか。オーラルケアの面においては近年では日本でも少しずつですが予防歯科の概念が浸透しつつあり、むし歯予防や歯周病予防の意識がある親御さんも少なくありません。しかし、むし歯予防はしっかり心がけているつもりで、子どものクセにまで気を使う人はあまり多くはない模様です。
子どもの何気ないクセはそのまま習慣化しやすいので注意が必要です。頬杖をついたり下唇をかむ、鼻で呼吸せずに口呼吸でのみ呼吸をする、指をしゃぶる、というようなクセは歯並びの乱れやあごの骨の健全な発育をさまたげるおそれがあるため、気をつけなければなりません。「たかが子どものクセ」とあなどって放置しているとのちのちになって大きな悪影響になる可能性もあります。

歯並びやあごの発育に悪影響をおよぼす理由

子どもの日常の何気ないクセが歯並びを悪くしたりあごの骨の正常な発育をさまたげるのには理由があります。たとえば、子どもに多い口呼吸ですが、人間の歯や舌は口輪筋という口のまわりにある筋肉によって正しい位置におさまっています。しかし、口呼吸をするクセがあり日常生活で常にポカンと口を開け続けていると舌が本来があるべき場所におさまらなくなってしまい、舌が前歯の裏側を押して歯並びが乱れやすくなってしまうのです。
頬杖は左右どちらか手をついている方のあごに力がかたよってかかります。そのクセを長く続けているとあごの骨の形がゆがんできます。爪をかむクセは前歯に大きな力がかかり、受け口になることがあります。乳児をすぎたあとの指しゃぶりのクセも同様に受け口を誘発します。下唇をかむクセは上下の前歯にかたよった力がかかってしまい、歯並びがでこぼこになるおそれがあります。このように子どものクセは歯並びやあごの骨の健全な発育をさまたげる可能性があるのです。

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歯並びが悪くなる前に子どものクセをやめさせることが大切

乳歯の時期である乳歯列期(6歳ごろまで)、乳歯が抜けて永久歯が生えてくる混合歯列期(6歳~12歳ごろまで)は子どもの何気ないクセがその後の歯並びやあごの骨の発育に影響をおよぼすおそれがあります。子ども時代のクセのせいで歯並びが悪くなったり、あごの骨の形が変わる、という現象が大人になったあとも続くのです。
子どもの歯並びやあごの骨の健全な発育をうながすためにも、子どもがヘンなクセをする習慣がある場合にはご両親がしっかりとそのクセをやめさせることが大切です。

カテゴリー: 心療内科の知識