最近よく聞く「MI治療」とは?メリットや具体的な内容もご紹介!

MI治療とは?

近頃、歯科治療においては「MI治療」が浸透してきています。多くの歯科医院のサイトやホームページでも、歯に優しいMI治療という類の言葉を目にする機会があります。ここで言うMIとは、「Minimal Intervention」の略称です。
Minimal Intervention(ミニマルインターベンション)は「最小限の介入」という意味で、MI治療とは身体への負担を最小限にする治療を表しています。医療行為は外科手術や注射などを大小様々ですが、少なからず身体を傷付ける処置内容が含まれます。歯科治療では虫歯治療で歯を削るなどの処置が必要であり、それらの医療行為を最小限に留めるのがMI治療の考え方です。

MI治療の具体的な方法とは?

「虫歯の部分を的確に除去し、健康な歯へのダメージを最小限にする」のがMI治療の基本方針ですが、そのために具体的に用いられている方法をいくつかご紹介します。歯科医院で歯を削る際に使用しているドリルの先端につけるヤスリのような部分を「バー」と呼びます。MI治療を行うためのピンポイント切削に適したバーのことを「MIバー」と言います。MIバーにはいくつか種類があり、ヤスリ部分やネック部分を小さくして虫歯の箇所をピンポイントで削れるものが「MIダイヤモンドバー」です。
また、ヤスリ部分にステンレスを採用することで虫歯で柔らかくなった部分を削りやすく、健康で硬い歯を削りにくくしたバーが「MIステンレスバー」です。その他にも、ヤスリ部分意ポリマー樹脂を採用して虫歯のみを削れるようにした「スマートバー」などもあります。MI治療では、これらの特別な器具を使って最小限の切削を実践しています。

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MI治療を行うメリットとは?

歯科治療においてMI治療が重視されている大きな理由は、人体の多くの部分とは違い、歯は二度と再生できないパーツだからです。例えば、外で転んで怪我をして膝から血が出ても、治療して時間が経てばカサブタができ新しい皮膚が再生して元通りになります。しかし、一度でも削ったり抜けたりした永久歯はそのままです。削った部分が再生したり、抜けた歯が新しく生えてきたりすることはありません。
表面上では治療された歯も、削った部分に金属やセラミックなどを入れているだけなので、本当の意味では完治していません。だからこそ、治療を行う際には「本来の歯の部分をなるべく多く残す」「削る範囲は最小限にする」といった内容の治療が重要になってきます。
MI治療の目的であり大きなメリットは、一人ひとりが自分の永久歯を長持ちさせられることです。虫歯の神経治療で歯の神経を抜いたり削ったりすると、歯の寿命は短くなります。治療の際に削る部分を少なくするといった歯科側の努力だけでなく、自分の日々のケアで虫歯予防をしてきれいな口内を保つのも、MI治療に沿った大切な考え方です。

カテゴリー: 心療内科の知識